米国商標実務:Medinol standardは破棄[In re Bose Corp.より]

投稿日時 2009-12-12 13:59:10 | トピック: 商標・不正競争

米国商標実務においては、Medinol Case 以来、Medinol StandardとMedinol Warningなどの専門用語が使用され、使用証明などのおける虚偽の書類の提出に対する罰則として、商標登録の取消などのペナルティがあるものとされていました。ところが今年8月のIn re Bose Corp.では、フロード(欺瞞)と認定するためのスタンダードは、Torts(不法行為)系では常識的なClear and Convincing StandardであることがCAFC判決で明らかにされ、単なる過失により、使用証明書に使用している商品や役務として実際は使用していない商品や役務が記載されても、虚偽の要素(例えば、意図的に虚偽の証明を行ったなど)を証明しない限り、登録取消とはならないものと判示されました。従いまして、1つでも不使用の商品があれば、すぐに取消理由を有するということはなくなりましたが、米国特許商標庁を欺く意図を以て登録した場合には、取消となるルール自体は変わりないと思います。


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